19世紀ライプツィヒで重要な音楽活動をした作曲家のひとり、カール・ライネッケの生誕200周年を記念して、その隠れた名曲、ハープ協奏曲 ホ短調を演奏いたします。
合わせて、ドイツとウィーンのハープ流派をご紹介するレクチャートーク付きハープリサイタルです。
アルパルパ企画の主催公演で初となる指揮付きの小規模オーケストラです。
フルートゲストとの共演にもご注目下さい♬
演奏曲目♪
ライネッケ:ハープ協奏曲 ホ短調 Op.182
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 KV299
ドップラー&ザマラ:カジルダ幻想曲(フルートとハープ)
ほか
出演者
佐藤杏樹(ハープ/企画・お話)Anju Sato
7歳からハープを始める。世界ハープ会議元副会長の井上久美子氏に師事。音楽博士(2023年7月、武蔵野音楽大学)。日本ハープ協会会員。日本音楽学会会員。
横浜国際音楽コンクール1位、国際グランプリコンクール協奏曲部門1位および、Excellent Musicality賞、マンハッタン国際コンクールで審査員満場一致の近代音楽グランプリほか受賞多数。博士課程在学中より、在京プロオーケストラの客演首席のほか、水戸第三高校音楽科ハープ専攻講師、青山学院大学で特別講師も務めた。
2023年6月の日本アルゼンチン国交125周年・ヒナステラ没後40年記念リサイタル(後援:アルゼンチン共和国大使館ほか)は好評を博し、「音楽の友」誌にコンサートレビューが取り上げられた。同年10月、フランス音楽のレクチャーリサイタル(後援:日本音楽教育文化振興会、日本ハープ協会)を開催。
2024年6月には、武蔵野音楽大学楽器ミュージアムの協力のもと、歴史的な楽器クロマティック・ハープに焦点を当てたレクチャーリサイタルを開催(弦楽九重奏の小協奏曲、コンサートマスターは、元東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターの平澤仁氏)
荒川洋(フルート)Hiroshi Arakawa
パリ国立高等音楽院フルート科を第一位で卒業後、小澤征爾に認められ、1998年から2019年まで新日本フィルハーモニー交響楽団で副首席・首席奏者を務める。東京ニューシティ管弦楽団やパシフィックフィルハーモニア東京でも契約首席奏者を歴任。
現在は、ソリスト、作曲家、編曲家、経営者として活動中。
日本クラリネット協会創立30周年記念コンクール作曲部門第3位。洗足学園音楽大学講師、株式会社サウンドテラス代表取締役、NPO法人おとだま代表理事。
長谷川ゆき(指揮)Yuki Hasegawa
東京、パリ、デュイスブルクにてピアノ、伴奏、室内楽、作曲書法、管弦楽法を修めた後、ミラノ市立C・アバド音楽院指揮専攻科修了。日本クロアチア音楽協会へ度々客演。作品の魅力を伝える手腕が高く評価された他、「並外れた才能、天分豊かで洗練された芸術家」(M.ディットリッヒ ウィーン響a.D.)等、注目を集める。
’23年ミラノ国際指揮コンクールベスト7。ブラームス国際(ピアノ)、ニキシュ国際(指揮)両コンクール入選。’24年よりAIA(ウィーン)協力アーティスト。
アルパルパ室内合奏団
ハーピスト佐藤杏樹の主催公演で初となる指揮付きの小規模プロオーケストラ。
佐藤杏樹の友人や音楽家の先輩方のご協力によるライネッケ2024公演スペシャルメンバー。コンサートマスター對馬佳祐氏(パリ国立高等音楽院首席卒業。各地でソリスト、コンサートマスターとして活動中)、ホルン小鮒信次氏(シュトゥットガルト国立音楽大学卒業。東京ユニバーサルフィルハーモニー管弦楽団)ほか。
新進気鋭の若手メンバー多数。