"オールリストプログラム"
フランツ・リスト
リゴレット(演奏会用パラフレーズ)
ため息
オーベルマンの谷
愛の夢 第3番
ピアノ・ソナタ ロ短調
「今回はオールリストプログラムでとのご依頼をいただきました。リストと深い関係があるベヒシュタインによってどのような響きになるのか楽しみです。
リストは名人芸的な曲から深遠なもの、壮大な作品とピアノの魅力を余すことなく使い切った作曲家で、自身の超絶技巧をもってオペラや歌曲などの編曲の分野でも卓越した才能を示し、まさに楽器の王様ピアノというものを体現した作曲家です。どうぞお楽しみください。」横山幸雄
■プロフィール■第12回ショパン国際ピアノコンクールにおいて歴代の日本人として最年少入賞を果たし、本格的な演奏活動を始めた。それ以来数々の賞を受賞し、クラシック界のトップアーティストとして常に注目を集めている。2010年ショパン生誕200年を記念して行われた14時間に及ぶショパンピアノ独奏曲全曲演奏会「入魂のショパン」はギネス世界記録に認定され、翌年には遺作を含む全独奏曲演奏会で自らのギネス記録を更新。2019年の第10回記念公演では、ショパンが生涯で作曲した240曲の全ての作品(独奏曲、協奏曲、声楽曲、室内楽曲)を3日間で演奏するという前人未踏のプロジェクトを大成功させ、その記録をDVDとしてリリース。また、2013年よりスタートした横山幸雄のもうひとつのライフワークともいえるシリーズ「ベートーヴェン・プラス」や、「4大ピアノ協奏曲」演奏会などに加え、ベートーヴェン生誕250周年にあたる2020年には「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全32曲連続演奏会」を行ない、2日間でソナタ全曲を演奏する偉業を成し遂げ、その模様が全て収録されたDVDを発表。最新CDは昨年サントリーホールでのデビュー30周年記念公演のライヴ録音「横山幸雄 ショパンピアノ協奏曲第1番&第2番他」(ソニー・ミュージック・レーベルズ)。
数々の音楽大学で客員教授として教鞭を取り、故中村紘子女史の遺志を引き継ぎ日本パデレフスキ協会会長を務めている。
また積極的な演奏活動に加え、2023年より指揮者としての活動を開始。東京、名古屋、大阪など今後更なる展開を予定している。