和泉流宗家の主催公演の中で、
最重要公演となる「和泉会別会」。
今年は、和泉流二十世宗家和泉元彌の嫡男・和泉流の次代を担う若手ホープ和泉元聖が修行過程の最終演目である秘曲『釣狐(つりぎつね)』の披キ記念公演です。
※披キとは…和泉流の現行曲は、「入門」から「一子相伝」まで8段階に位分けされている。その高位曲の数曲を初演する時にのみ用いられる表現で『釣狐』は第六位におかれ、上演時間90分を要する大曲です
和泉流宗家嫡男の披キにあたり、相手役を宗家筆頭控え家当主・史上初女性狂言師和泉淳子が花を添えます。
ほか、記念公演にふさわしく祝言の小舞を和泉和秀(和泉淳子長男)、和泉采明(=あやめ、和泉元彌長女)、和泉慶子(=きょうこ、和泉淳子長女)が務めます。
留メ(公演の最後演目)の一曲は、和泉元彌と筆頭職分家当主・十世三宅藤九郎が、「謡を効果的に取り入れ、都会的に洗練された」と評される和泉流を代表する一曲『寝音曲』を演じ、「笑いの芸術」と言われる狂言を存分に楽しめる公演です。
SG正面指定席、S脇正面指定席は主催者のみの販売となります。
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