【日時】2019年9月1日(日)13:30〜(13:00開場)途中2回休憩
13:30〜15:25 第1幕(1時間55分) 日本語字幕付
15:25〜15:45 休憩(20分)
15:45〜17:33 第2幕(1時間48分) 日本語字幕付
17:33〜17:55 休憩(22分)
17:55〜19:30 第3幕(1時間35分)日本語字幕付
【座席表】651席(1階のみ)
https://www.tomosuzuki.com/seating2019sep
◎1枚のチケットで、第1幕、第2幕、第3幕のすべてを ご鑑賞になれます。
◎全席指定、1階席のみ販売(2階席はスクリーン全体が観えないため、販売を控えます)。
◎歴史建造物(国が指定した重要文化財)です。以下のルールを必ずお守りください。
◎ホール内での飲食禁止(ペットボトル、カップの持ち込みもできません)。
◎ロビーでの飲食はO.Kです。
◎全館 禁煙
◎途中入場は可能です(鑑賞の邪魔にならないよう、入場のタイミングにご配慮願う場合があります)。
【車いす席】車いす席をご用意しています。
料金は一般と同額(6,500円均一)で、介助者1名まで無料。
ご希望の方は、お問合せください。ログイン後のお問合せ機能が便利です。
------------------------------
マシュー・バーニー&ジョナサン・べプラー
6時間の映像オペラ
『RIVER OF FUNDAMENT』
------------------------------
2014年/アメリカ/358分(途中休憩2回)/DCP/4,096 x 2,160(1.89:1)/7.1ch
第1幕 1時間55分
休憩
第2幕 1時間48分
休憩
第3幕 1時間35分(1時間23分よりエンドロール)
------------------------------
あらすじ(PDF):https://www.ycam.jp/asset/pdf/misc/river-of-fundament.pdf
米国の美術家、マシュー・バーニー。
1994年からの8年間、断続的に発表した
伝説的フィルム作品が
『クレマスター』シリーズ(1994-2002)である。
のちに『クレマスター』サイクルと命名された同シリーズは、
いまなお世界各地で上映を求める声が後を絶たない。
その『クレマスター』サイクルの多くで
サントラを担当してるのが、
米国出身の音楽家、ジョナサン・べプラーだ。
両名がまたもやコラボしたのが、
スクリーンで魅せるオペラ
『RIVER OF FUNDAMENT』にほかならない。
ピューリッツァー賞を2度も受賞した米国の作家、
ノーマン・メイラー(1923 ー 2007)の小説を下敷きに、
彼の死後再生や転生と古代エジプト神話が交錯する物語は、
全3幕で構成。
2回の休憩をはさみ、
6時間に及ぶ映像オペラに仕立られた。
そんな規格外の作品は、
2017年に山口情報芸術センター(YCAM)で日本初公開。
「YCAM爆音映画祭 2017」オープニング作品として、
特別先行上映された。
高感度DCPプロジェクターを使って、
8メートル以上のスクリーンに映し出された
マシュー・バーニーの映像。
そして、
客席を取り囲む40台以上の
サラウンド・スピーカーから流れる
ジョナサン・べプラーの音楽。
以来、
新作の制作に専念していたマシュー・バーニーが、
2年の時を経た2019年、
いよいよ自らが望んだ環境での実現へ。
オペラ劇場での上映である!
それこそが、
国指定重要文化財の大阪市中央公会堂における、
今夏の特別上映になる。
------------------------------
マシュー・バーニー
------------------------------
米・サンフランシスコ生まれ。
美術界にデビューすると同時にスターになり、
1993年ヴェネチア・ビエンナーレのアペルト賞、
1996年ヒューゴ・ボス賞など受賞多数。
身体に負荷をかけて素描するパフォーマンス
「拘束のドローイング」シリーズを続ける中、
記録映像にフィクション的な要素を加えた
ビデオ作品に行き着く。
1994年から2002年までの8年間で
『クレマスター』シリーズを発表。
全5部作のうち3作品で
ジョナサン・べプラーと協働している。
2005年ビョーク出演・音楽のフィルム
『拘束のドローイング9』を
金沢21世紀美術館での個展でプレミア公開。
本作『RIVER OF FUNDAMENT』でも、
監督・制作のほか自ら出演するかたちを取っている。
------------------------------
ジョナサン・べプラー
------------------------------
米・フィラデルフィア生まれ。
バーモント州ベニントン大学に在学中の1982年より、
独学で楽器の演奏を始める。
多種の楽器を操り、
作曲家のルイス・カーラブロ、
音楽家のビル・ディクソン、
ドラマーのマイルフォード・グレイブスらを通じて
音楽を磨く。
リサ・ネルソンや田中泯との協働からパフォーマンスを学び、
1997年マシュー・バーニーのフィルム作品
『クレマスター5』に楽曲提供。
1999年『クレマスター2』と
2002年『クレマスター3』でもコラボ。
2003年「越後妻有 大地の芸術祭」にて
「つかの間のシンフォニー:丘陵と渓谷のための聖譚曲」を発表し、
CDをリリース。
本作『RIVER OF FUNDAMENT』では
単なる音楽担当を超え、共同名義とした。