0(ゼロ)は、2004年にSylvain Chauveauを中心にフランスで結成されたアンサンブル。
FatCat、Typeなどからリリースされたモダン・クラシカル傑作群や自身もボーカルを務めたDepeche Mode、
Smogのカバー、Micro Mega:, Arca、ONなど様々な名義でもその留まるところを知らない才能を発揮している人気アーティストSylvain Chauveau、
武満徹作曲賞を受賞 した若手現代作曲家Joël Merah、池田亮司『superposition』でパフォーマーを務めるStéphane Garinという
フランスの現代音楽シーンの才能がコアメンバー。これまでにヨーロッパ各地での様々な音楽祭やホールで公演、自身の作品演奏に限らず、
スティーヴ・ライヒ、モートン・フェルドマン、杉本拓、ジョン・ケージ、エリック・サティ、ギャヴィン・ブライアーズらの作品も演奏し、
アンサンブルの持つ未知なる可能性を追求している。昨年インターネット上で公開されたAphex Twinのカバーも話題となった。
今年9月に小津安二郎の同名映画の伴奏付き上映会のために製作されたという楽曲集『Umarete Wa Mita Keredo』をflauよりリリース。
来日メンバーは、アルバムに参加したフルート奏者Jùlia Gàllegoも含めた4人編成。