ピアノの詩人から巨匠へ
1980年、ショパン国際ピアノ・コンクールでアジア出身のピアニストとして初の優勝者となって以来、その美しいピアニズムと音色で多くの聴衆を魅了し続けてきたダン・タイ・ソン。還暦を迎え芸術家として巨匠の道へと歩みを進めている。この節目に、ピアニストとしての長いキャリアの原点でもある、ショパンの作品を軸に、ポーランドの作曲家として今改めて注目されるパデレフスキの小品と、近年高く評価されたシューベルトを盛り込むといった、まさに、‘ダン・タイ・ソンの現在’を凝縮した名曲揃いのプログラムでの再会となる。円熟味を増したダン・タイ・ソンの世界最高峰の演奏を廉太郎ホールで!
7月13日(土)10:00〜 チケット発売!
ダン・タイ・ソン(ピアノ)Dang Thai Son,Piano
ヴェトナムのハノイに生まれ、モスクワ音楽院に学ぶ。
これまで、レニングラード・フィル、モントリオール響、BBCフィル、プラハ響、パリ国立管弦楽団など世界のトップ・オーケストラと、また、サー・ネヴィル・マリナー、マリス・ヤンソンス、パーヴォ・ヤルヴィ、アシュケナージ、ウラディーミル・スピヴァコフをはじめとする著名指揮者と共演を重ねている。アイザック・スターンには、「真の芸術家」と称えられ、その美しい音色は世界中の聴衆を魅了してやまない。カナダ在住。