本が大好きだった私は、小説のようなものを書きたいとぼんやりと思っていました。でも、一枚も書けませんでした。
2011年、私は、いろんなことに行き詰まり、マレーシアに渡ります。このとき、それまでの自分を捨てたいと、すべての本を処分し、日本語の本を読むのを一切やめました。
10年間、日本語の本を1冊も読まず(日本のテレビや映画も雑誌もマンガも一切みず)マレーシアで暮らしているうちに、クンダリーニヨガと出会います。この体験をnoteに書き始めたのが2020年です。
そのうちに「小説を書いてみよう」と思いました。以前には一枚も書けなかったのに、なぜか【今ならできる】と思ったのです。そのとおり、とても気持ちよく書けました。
結局、初めての小説『ジミー』は、多くの方に支持され出版されました。
書けなかったころと、書ける今。
10年の間、何が起こったのでしょう?
今、思うのは、私は、自分の言葉において【身体を取り戻した】のだということです。一度、言葉を「失なわせ」、そしてもう一度、別のものとして取り入れたこと。
そのときは分かりませんでしたが、10年間の日本語の本との断絶、そしてヨガとの出会いこそが、私に文章を書けるようにしたのだと思うのです。
私は文章トレーニングを受けたことがないですが、私の文章で「泣いた」と言ってくださる方がたくさんいます。「音楽のようだ」という方もいます。それは「身体」と関係があることと思います。
今回、そんな体験を、みなさんにしていただけたらと思い講座にしました。
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講座内容(予定ー変更もありえます)
1 2023年出版予定『本当の私を探していた』(仮題)の原稿の読書タイム。自然豊かな八王子で、日常を忘れた時間を自分にプレゼントしてください。
2 「気づきのヨガ」ともいわれるクンダリーニヨガで、身体を「ニュートラル」「整った状態」にしましょう。クンダリーニヨガは、ミランダ・カーなどのセレブリティもはまる人気のヨガですが、日本では教室が多くありません。この機会に試してくださいね。
3 銅鑼によるサウンドバス。日本ではほとんど受ける機会のない、銅鑼によるサウンドバス。一つ一つ手作りの銅鑼は、アメリカから個人輸入したものです。「肩が軽くなってびっくりした」「眠りと起きてるのの間」とペナンでは毎回イベントが盛況でした。めったいに体験できない銅鑼のサウンドバス。リアルだからこその迫力を楽しんでください。
4 文章ワークショップ。遊びのようなものですが、ヨガと銅鑼で「整った状態」をつくった後に行い、自分の身体性を呼び起こすのがどういうことか、具体的にやってみましょう。書くことが楽しくなるヒントがあるかもしれません。
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持ち物
・ヨガマット、ペンなどの文房具、水筒、動きやすい服装、宿泊荷物など
〇難しいポーズなども行わず、初心者でも安心して参加できるクラスです。
参加費に含まれるもの
・講座代
・1泊2日の宿泊代
・『本当の私を探してた』できあがり時、書籍を郵送します(郵送費込み)
・「クンダリーニヨガwithエイミー」の動画講義(通常5-6個)を視聴し自宅で復習・練習できます。期間内であれば何回でもお使いください(2023年5月末日まで)
※お申込み前に必ずご確認下さい
・妊娠中の方、18才以下の方はご遠慮ください
・医療機関にかかっている方は、医師の了承をえてください。
・講座について、全てご自分の判断と責任でされることをご了承の上でご参加ください。ヨガレッスン最中で休んで構わないので、体の声を聞きながら無理せず行うことをお約束ください。体調の変化や怪我など一切責任を負いません。