Nitai Hershkovits ニタイ・ハーシュコヴィッツ:piano
Or Bareket オル・バレケット:bass
Amir Bresler アミール・ブレスラー:drums
開場/開演:19:00/20:00
前売/当日:¥5000+1D/¥5500+1D
後援:イスラエル大使館
NYタイムズが"本物の天才"と絶賛!
"フレッド・アステアのエレガンスとチャップリンのメランコリックなウィット"、"ハンク・ジョーンズのようなシルキートーン"と欧米マスコミで続々絶賛され、ヴィレッジヴァンガード、モントルー・ジャズ祭から、ウィーン・コンツェルトハウス、オランピア劇場まで出演したジャズ・ピアニスト、二タイ・ハーシュコヴィッツ。共演は国際ベース奏者コンクール優勝のオル・バレケットと、アヴィシャイ・コーエン・グループで活躍する、アミール・ブレスラー。
■Nitai Hershkovits ニタイ・ハーシュコヴィッツ : piano
1988年、イスラエル出身。現在ニューヨークを拠点に活躍している。
15歳頃からピアノを始めると、ウィントン・ケリーやソニー・クラークを聴いてジャズに開眼する。
17歳からAICF財団から最高位の奨学金を得て、
アミット・ゴランとユヴァル・コーエンから正式に音楽やピアノ・レッスンを受けると、
クラシックにも興味を持つようになる。
そして、イスラエルの著名な作曲家メナヘル・ワイセンベルグ、教育者のショシャーナ・コーエンとアミル・ペドロヴィッツに
クラシック音楽と理論を学び、2009年にルービン音楽院の学位を取得した。
そのルービン音楽院在学中の2008年、テルアビブのカフェでピアノを弾いていたときに
イスラエル出身の名ベーシストの アヴィシャイ・コーエンと出会うと、ふたりはジャズ・クラブで度々演奏するようになる。
アヴィシャイから “ブラッド・メルドーを思い起こす” と言わしめ、2012年にデュオ・アルバム『デュ エンデ~聖霊』、
翌2013年にアヴィシャイのリーダー作『アルマー』に参加。
アヴィシャイのグループの前任はシャイ・マエストロだっただけに、一躍脚光を浴びる存在に。
さらに、2014年にアヴィシャイ・コーエン・トリオで来日し、
2015年に発表されたアヴィシャイのピアノ・トリオ・アルバム『フロム・ダークネス』で、ニタイの名は世界的に広まった。
2016年、テルアビブを拠点に活動するバターリング・トリオの中心人物&ドラマーのレジョイサーをプロデューサーに、
カート・ローゼンウィンケルや ジョージア・アン・マルドロウなど多彩なゲストを迎えて、
初リーダー作『アイ・アスクド・ユー・ア・クエスチョン』をリリース。
ピアノのみならず、キーボード、オルガン(イタリアのファルフィッサ製)、シンセサイザー、クラリネット、
加えて2曲では自らの作詞によるヴォーカル まで披露するなど多芸多才ぶりを見せつけた。
なお、現在はセカンド・アルバムを制作中で、今回の来日公演は2014年以来3年ぶりで、リーダーとしてはこれが初となる。
■Or Bareket オル・バレケット:bass
エルサレムで生まれ、アルゼンチンのブエノスアイレスとイスラエルのテルアビブで育つ。
現在はNYのジャズシーンで、最も多芸なベーシストの一人として注目を浴びている。
2011年にInternational Society of Bassists' jazz competitionで優勝。
彼の生い立ちの多様さが、そのスタイルを際立たせている。特に即興へのアプローチは、地中海、南米、北アフリカの民族芸能などの要素を帯び、
それらすべてはアメリカンジャズの伝統への、深い敬意と知識をもって解釈されている。
NYに拠点を移してからは、Jean-Michel Pilc,サム・ヤヘル,スリー・コーエンズ(アヴィシャイ・コーエン、アナット・コーエン、ユヴァル・コーエン),
ビリー・ハート,ビクター・ルイス,ドン・フリードマン、アリ・ ホーニグ、アーロン・ゴールドバーグ、ジブ・ラヴィッツ、
ギラッド・ヘクセルマン、エリ・デジブリ、シャイ・ マエストロ、シリル・エイミー、ヨタム・シルバーステイン等、
世界中の幅広いアーティスト達と共にレコーディングや、ツアーに参加している。
2017年に初リーダーアルバム「OB1」がFresh Sound New Talentのレコードでリリースされた。
■Amir Bresler アミール・ブレスラー:drums
イスラエルのリション・レツィオン生まれ。13歳の時から3年間アヴィ・ゼハヴィに師事。
以来、エイタン・イツコヴィッチ、シャイ・ザルマン、ニル・ マンツール、マーク・モシェヴなどから学ぶ。
国立テルマイェリン高校(イスラエル、ギバタイム市)の学生だった15歳の時にジャズの演奏を初めて発表する。
在学中にはアメリカ・イスラエル財団の奨学金を受け、また国内のドラムコンペで“ドラマー・オブ・ザ・イヤー”(最優秀賞)を受賞し、
優秀な成績を修めて卒業する。
卒業直後から国内の一流アーティストらと共演、またミュージカルやロック、ポップなどジャンルを問わず活躍の場を広げる。
徴兵時3年間は専門家としての才能を尊重され、軍のバンドで活動、内外の式典などでも演奏した。
2010年には世界的に有名なベーシスト、アヴィシャイ・コーエンのワールドツアーに参加。
またサム・ヤヘル, Kirk Lightsay, Gerge Cables, Dwayne Brunoなど多くのミュージシャンと共演している。
近年、イスラエルを代表する若手ドラマーとして欧州方面を中心とする海外のジャズフェスに数多く出演。