ミュンヘンARD国際音楽コンクール入賞の実力を誇る当代随一のカルテット
ゆかりの地・大分に力強く、魅力あふれる音色を届ける
2021年に結成15周年を迎え、ますます充実した演奏で好評を博しているウェールズ弦楽四重奏団。彼らにとって大分は、2017年から2020年まで4年にわたってベートーヴェン弦楽四重奏全曲演奏会をやり遂げた馴染み深い場所。初登場となるグランツたけたに、魅力あふれるカルテットの音色を響かせます。
メインとなるプログラムは、誰もが耳にしたことのあるドヴォルザークの「アメリカ」。朗らかなメロディと豊かなハーモニーに彩られた名曲です。
1893年に作曲された「アメリカ」を中心に組み立てられたコンサート。前半にはドイツ歌曲最大の作曲家と称されるヴォルフの抒情性にあふれる「イタリアン・セレナーデ」と、《トゥーランドット》や《ラ・ボエーム》など数々の傑作オペラを生み出したプッチーニの弦楽四重奏《菊》、フランス象徴主義音楽の先駆者ドビュッシーの弦楽四重奏を演奏します。一曲ごとに味わいがガラリと変わる、表情豊かなプログラムです。
目の前に大空が広がるかのような、スケールの大きなプログラム。ウェールズ弦楽四重奏団とともに、音楽に乗って世界中を駆け巡り、心が解き放たれる豊かなひとときをお過ごしください。
Program
ヴォルフ:イタリアン・セレナード
Wolf: Italian Serenade in G major WW XV / 3
プッチーニ:弦楽四重奏のための《菊》
Puccini: Crisantemi
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 Op.10
Debussy : String Quartet in g minor, Op.10
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲 第12番「アメリカ」op.96
Dvořák: String Quartet Op.96 “American”
[出演]
ウェールズ弦楽四重奏団
Violin 崎谷直人
Violin 三原久遠
Viola 横溝耕一
Cello 富岡廉太郎