アルゼンチンのパラナ河沿いの美しい街パラナで音楽活動をするLuz De Aguaのピアニストのセバスティアン・マッキが、自身のピアノの師匠でもあるカルロス・アギーレとパーカッションのゴンサロ・ディアスを誘い新しく結成したセバスティアン・マッキ・トリオとして初来日します。
セバスティアンの繊細なピアノと歌、カルロスの音色豊かなベース、パラナ河に立つさざ波のようなゴンサロのパーカッション。彼らの穏やかなアンサンブルは、アルゼンチンの豊潤な音楽の土壌の上に、また新しい音楽の芽が生まれることを予感させます。
カルロス・アギーレはセバスティアン・マッキは単なる教え子ではなく、同じ志をもって進む音楽の同志だといいます。昨秋にパラナのセバスティアン・マッキの自宅のスタジオで聴かせてもらうことができた彼らの演奏を聴きそのことを深く理解しました。
昨年、カルロス・アギーレが美しい余韻を残した大阪の天満教会で再び、彼らを迎えることができるのはこの上ない喜びです。