過ぎゆくものを惜しんでも羨んでも、そこにあるのは四角い石の集まりだけだ。
- 浜渦正志 作曲:東京 ≪委嘱作品≫ (2台4手)
- 久石譲 作曲|大脇滉平 編曲:組曲『風の谷のナウシカ』(2台4手)
- A. モソロフ 作曲|江崎昭汰 編曲:交響的エピソード『鉄工場』 (2台8手)
- 帆足圭吾 作曲|森下唯 編曲:終ワリノ音(NieR:Automataより) (独奏)
- F. ジェフスキ 作曲:ウィンズボロ製綿工場のブルース (2台4手)
- L. オルンスタイン 作曲:野蛮人の踊り (独奏)
- A. オネゲル 作曲|佐伯涼真 編曲:パシフィック231 (2台8手)
- 植松伸夫 作曲|榎政則 編曲:ファイナルファンタジーVII (2台4手)
- 菅野よう子 作曲|森下唯 編曲:『∀ガンダム』より (2台4手)
◆出演ピアニスト◆
- 望月晶
- 佐伯涼真
- 森下唯
- 江崎昭汰
◆小説家◆
- 冬乃くじ
- 藤沢祥
- 吉田棒一
◆想像力の音楽とは◆
この演奏会は、ゲーム、アニメ、映画等のさまざまな音楽を主に2台ピアノのために編曲し、5つのテーマのもとに集めた演奏会です。さらに、各テーマに寄せて5人の作曲家が5つの新曲を、そして11人の小説家が全15篇の新作短編を書き下ろします。
◆出演者プロフィール ◆
望月 晶
桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部を首席で卒業。現在、同大学院修士課程に特待生として在籍。第89回日本音楽コンクール第2位、岩谷賞。第88回大会にて、コンクール委員会特別賞受賞(ヴァイオリン部門共演)。多摩フレッシュ音楽コンサート2016ピアノ部門、最優秀賞受賞。第42回霧島国際音楽祭音楽監督賞受賞。2019、20年度公益財団法人青山財団奨学金、2022年度宗次エンジェル基金、2022、23年度ロームミュージックファンデーション奨学生。いしかわミュージックアカデミーにて公式伴奏者を務めるなど、共演者としても幅広く活動している。これまでにピアノを今井啓子、小森谷泉、練木繁夫各氏に師事。室内楽を練木繁夫、山崎伸子各氏に師事。
佐伯 涼真
2000年さいたま市生まれ。7歳よりピアノを始める。 第32回全日本ジュニアクラシック音楽コンクールピアノ部門高校生の部第1位。第26回フッペル鳥栖ピアノコンクール2020フッペル部門第2位。2022年桐朋ピアノコンチェルト・コンペティション第1位。第30回彩の国・埼玉ピアノコンクールF部門銀賞。2023IMA音楽賞受賞。 大学スチューデントコンサート、室内楽演奏会、桐朋ピアノガラコンサート、大学卒業演奏会に出演。 これまでにピアノを山上有紀子、武田美和子、中井恒仁、J.ロイシュナーの各氏に師事。 2022年10月、合同会社Muse Pressより「グリンカ=佐伯:歌劇『ルスランとリュドミラ』序曲(演奏会用ピアノ独奏編曲)」を出版。 現在、桐朋学園大学大学院音楽研究科修士課程2年に在学中。
森下 唯
ピアニスト・作編曲家。クラシック分野を中心に演奏活動をするほか、スタジオ・ミュージシャンとしても多くのレコーディングに参加。ほか、映像作品等への楽曲提供や文筆まで幅広く手がけている。ソロ・アルバムに「アルカン ピアノ・コレクション」(ALM RECORDS)シリーズなど。ゲーム、アニメの公式アレンジアルバム等で多くの編曲、演奏を担当し、動画サイトでの活動から生まれた「ピアニート公爵」名義でクレジットされることも。東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。調布国際音楽祭アソシエイト・プロデューサー。東京藝術大学非常勤講師(指揮科演奏研究員)。
江崎 昭汰
1992年、福岡県生まれ。大分県立芸術文化短期大学のピアノ専攻を卒業後、ベルギーのリエージュ王立音楽院で学び、学士・修士課程を首席で修了し卒業。ヨーロッパ各国で演奏活動も行う。また、演奏の機会に恵まれない作品の紹介にも取り組み、2016年にはロナルド・スティーヴンソンの「DSCHによるパッサカリア」の日本初演、2018年にはロン・イェディディアの「ピアノソナタ第5番」の世界初演を果たす。楽譜蒐集家としても知られ、これまでに蒐集した楽譜は数千点を超える。また、音楽出版社の合同会社ミューズ・プレスの共同代表を務める。現在は演奏家として活動する傍ら本職として株式会社BlueMemeにてビジネスアーキテクトとして業務に従事している。
主催:株式会社BlueMeme