cicada
2009年の秋、作曲とピアノを担当する江致潔を中心に結成され、現在は4人組で活動する室内楽アンサンブル。人々がセミを形以上に音(鳴き声)によって認識することが多いことから、この名前が付けられた。
台湾の西海岸をテーマとした Coastland 、東海岸と太平洋からインスピレーションを受けた「Light Shining Through the Sea」2作を発表。表裏一体となるこの二つのアルバムでは、土地を擬人化し、海洋汚染やあらゆる環境変化を表現。後にFLAUよりアルバム「Ocean」としてコンパイルされ、初のワールドワイド・リリースを果たした。
翌年にはグループの初期作をまとめたコンピレーション「Farewell」をリリースし、初来日ツアーも成功を収めた。
海洋生物や都市に住む鳥や猫などに捧げられたアルバム「White Forest」を挟み、2019年結成10周年を記念した新作アルバム「Hiking in the Mist」をリリース。
2022年、川の源流を辿りながら、新作を展開したアルバム「Seeking the Sources of Streams」は山に長時間滞在した様々な時を表現する。
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坂口恭平(さかぐちきょうへい)
1978年、熊本県生まれ。2001年、早稲田大学理工学部建築学科を卒業。
作家、画家、音楽家、建築家など多彩な活動を行なう。
2004年に路上生活者の家を収めた写真集『0円ハウス』(リトルモア)を刊行。
著作は『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』(太田出版)、『独立国家のつくりかた』『苦しい時は電話して』(講談社)、『モバイルハウス 三万円で家をつくる』(集英社)、『家族の哲学』(毎日新聞出版)、『継続するコツ』(祥伝社)、『TOKYO 0円ハウス 0円生活』(河出書房新社)、『躁鬱大学』(新潮社)、『よみぐすり』(東京書籍)、『自分の薬をつくる』『お金の学校』『中学生のためのテストの段取り講座』(晶文社)、『まとまらない人』(リトルモア)など。
小説家として『幻年時代』(幻冬舎)、『徘徊タクシー』(新潮社)、『けものになること』(河出書房新社)を発表。ほか画集や音楽集、料理書など、多数の著作がある。
自ら躁鬱(そううつ)病であることを公言。2012年から死にたい人であれば誰でもかけることができる電話サービス「いのっちの電話」を自身の携帯電話(090-8106-4666)で続けている。
2023年2月には熊本市現代美術館にて個展「坂口恭平日記」を開催。
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サン村田
1940年、東京自由が丘で生まれ成城で育つ。
本名は村田豊三郎。
武蔵大学経済学部を卒業。
青山学院高等部在学中にかまやつひろしと出会い、スパイダースのオリジナルメンバーとして活動。
皇太子明仁親王と正田美智子さん(当時名称)とテニス友達でお二人がカナダに来られた時にご指名を受け会食をする。
1968年、現在日本を代表するイラストレーターとなった黒田征太郎とカナダに渡る。 CITY-TV、GROBAL-TV、CTVのアートディレクターを経てイラストレーターとなり、国際コンペティションで28本の賞をもらう。
1982年、黒柳徹子のお母さんである黒柳朝のベストセラー[チョッちゃんが行くわよ]のイラストを担当。
1983年、ABRAHIM出版社NY(当時ニューヨークで一番大きな出版社)の世界イラストレーション年鑑に選出される。
1988年、ワシントンのスミスソニアン博物館、ヒューイットパッカー博物館NYのパーマネントコレクションに選出。 イラストレーターとしてトップを極め、その後画家に転身。
1995年、東京のカナダ大使館に於いて個展を開催。
1998年、国際交流事業団ファーストカナディアンプレースで個展。同年全日空アートギャラリー広島で個展。
2014年よりカナダ政府よりアーティストGRANT(奨学金)を授与される。
2023年、TEDxYouth@Kumamotoに出演。
1983年より独学でヴァイオリンを始め、カナダ トロントのJAZZ界で活躍。
2002年、2004年、2005年、2007年にTHE NATIONAL JAZZ AWARDにノミネート。 1994年以来18年連続でトロント JAZZ FESTIVALに出演。
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Jun Okamoto
1997年文化服装学院を卒業後、パリのStudio Bercot に入学。
Arexandre Matthieuのアシスタントを経て自身のブランドを2005年よりパリを拠点にスタート。
シーズンテーマをデザイナー自身が物語を書くことから始まり、「彼から見た彼女の服。」というコンセプトのもと、物語の中に出てくる情景や言葉をプリントやディテールに落とし込み、ストーリー性の高いコレクションを展開。
2010年に拠点をパリから東京に移し、現在、熊本に直営店を構える。
直営店では、[ wallflower by jun okamoto]と名付けた別ラインで、アーカイブのパターンを活かした、セミオーダーラインも展開。熊本にある自社縫製工場でパターン展開から縫製まで一貫して行うことで、完全受注生産体制を確立し、サスティナブルな取り組みの一環としても注目を浴びている。
2018年からヴァイオリニストの花井悠希を迎え、オケージョンブランドのPANORMO(パノルモ)を立ち上げ、ディレクション全般を行う。
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丸尾焼
創業 弘化2年(1845年)創業。
江戸末期から水瓶や土管を製作、大正時代初期より生活陶器を作り始めました。
伝統を守りながらも今の生活に密着した作品作りを目指し、陶器・磁器の製作をベースに、様々なモノ、コト作りや空間作りに取り組み、集団としての創造活動の可能性を追求しています。2023年五代目が亡くなり、その妻と息子達で六代目を継承。
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ムガカワカミ
桑沢デザイン研究所ドレスデザイン学科卒業。
アパレルの企画デザイナーを経てイラストレーターに。
ヒゲのおじさんをメインに、ユーモアのある日常を取り入れたファッションイラストを制作。
日本各地で個展やポップアップを開催。現在熊本県に在住
instagram @muga_kawakami
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DRAMA STUDIO(吉田 健吾)
宮崎県出身。
九州産業大学卒業。
大学より家具デザインを専攻。
卒業後、福岡の家具メーカーでオリジナル家具のデザイン・企画・販売に携わる。
現在は天草を拠点にオリジナルのプロダクトやオブジェ、木の器などを制作しています。
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itiiti (タナカノリコ ムラカミミキ)
建築を学んだ2人が、身近にある素材をひもとき「分解と集積」をヒントに新たな形のプロダクトを提案。2018年からスタートさせた「igusa」は、日本の建築モジュールを築いた畳の原料である”い草”でありながら 今では住環境から消えつつもある”い草”を「身につける」という視点でファッションとしての可能性を追求している。
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