スペインの僧院の思わせる、回廊の巡るパティオを持つアール・デコ建築、船場ビルディング(1925年築・国登録有形文化財)。その三階、ガウディを思わせる不思議な空間であるサロン・ドゥ・螺での月例古楽コンサートは、31回目にして初めて、古典邦楽器の登場です。邦楽器によって奏でられるクリスマス物語、果たしてどんな調べなのでしょう? こうご期待。
北夙川不可止プロデュースサロン・ドゥ・螺古楽シリーズvol.31
琵琶語り「尊く清らなこの夕べ~イエス・キリスト生誕物語」~能管・笙とともに (作曲:野中久美子・作詞:伽羅+田島和枝)
琵琶と笛「森の息吹を夢見て」(作詞:野中久美子・作曲:伽羅)
琵琶と笛「神の国」(作詞:W.M.ヴォーリズ・作曲:伽羅)
会場は1925年に建てられ、アールデコ建築として名高い船場ビルディング(登録有形文化財)の、ガウディ風内装で知られる一室、サロン・ドゥ・螺です。終演後はビル内解説付きツアーも開催します。