毎年恒例の建物公開が、今年の夏、約6年ぶり開催されます。緑風香る庭園を望めるように窓のカーテンが開けられ、かつて人々が往来した邸宅空間の再現展示が行われます。さらに本館3階のウインターガーデンが特別公開されます。
東京都庭園美術館は、現在に至るまで、時代の潮流と共に歴史を紡いできました。
朝香宮家が過ごした邸宅としての14年間。
吉田茂元首相が政務の場として活用した7年間。
国の迎賓館として、数々の国賓をもてなした19年間。
民間の催事施設として、多くの人々に開かれた7年間。
そして今、美術館として42年目を迎えています。
フランス人デザイナーのアンリ・ラパンが設計し、ルネ・ラリックやマックス・アングランのガラス工芸が随所に施された至宝の邸宅をじっくりと鑑賞してみませんか。
館内での私の声を出してガイドは、基本的にはNGなので、事前講習をYoutube録画（限定URL）を視聴していただきます。
講習内容は、アール・デコ様式とは、朝香宮ご夫妻の生涯、旧朝香宮邸の各所の見どころをご紹介します。
▼▼白金迎賓館・旧朝香宮邸館内見学ツアー（Youtube 講習付き）▼▼
▼▼白金迎賓館・旧朝香宮邸館内見学ツアー（Youtube 講習付き）▼▼
【開催日】7月12日（土）
【時間】9：50～12：00（予定） ※集合9：50
【コース】東京庭園美術館（旧朝香宮邸）コース
【集合】JR目黒駅正面口（地上） 三菱UFJ銀行看板前
【解散】JR「目黒駅」周辺
【参加費】１名 5,000円 ※税込み・小人同額、
※東京庭園美術館入館料含む
【講習】Youtubeの限定URLを6月中旬までにメールにてご案内します
【募集人数】各日12名 ＊定員になり次第締切ます
【参加費支払】クレジットカードでの事前決済（VISA・MASTER・JCB）
【諸注意】
・本企画は現地集合、現地解散となり、交通費は各自負担となります
・解散時間は若干遅れる場合がございます
・雨天決行（ただし荒天の場合中止）※中止の場合、参加費は返金されます。
・本企画にはガイド１名が同行します。
＜旧朝香宮邸＞
旧朝香宮邸は、朝香宮家初代・鳩彦王（やすひこ）の邸宅として、白金御料地の一画に、昭和８年に建てられました。鳩彦王・允子（のぶこ）内親王夫妻が、フランスに滞在した４年間に、当時全盛であったアール・デコ様式を強く影響を受けたことから、内装もフランス人の芸術家や工芸家の作品が随所に見られ、主要な部屋の設計をアンリ・ラパンが、ルネ・ラリックやマックス・アングランがガラス工芸に携わるなどしています。現在は、東京庭園美術館として使われていますが、内部の改造は僅かに少なく、アール・デコ様式を正確に留めた貴重な歴史的建造物として、国の重要文化財に指定されています。
【主催】大江戸歴史散策研究会
【歴史ガイド】瓜生（ウリウ）
【電話】090-2566-1948
【mail】uryu1023@gmail.com
