明治29年(1896年)2月、辰野金吾設計によって本館が竣工しました。
その後、2号館・3号館の別館が昭和13年(1938年)6月に竣工しました。その国の重要文化財に指定されている日本銀行本館(地下金庫、旧営業場、展示室)を、ガイドの解説付きでご案内していただきます。
また、隣接する貨幣博物館にて、日本の貨幣の歴史について、私のガイドでご案内します。貨幣博物館には、新紙幣も展示されています。そして、令和3年(2021年)5月10日に修復された常盤橋御門・常盤橋を渡ります。
▼▼▼ 【大江戸歴史会員限定】日本銀行本店&貨幣博物館見学会 ▼▼▼
【開催日】7月19日(水)
【時間】9:15~12:00(予定) ※集合9:15
【コース】日本銀行本店・貨幣博物館・常盤橋コース(2.0km)
【集合】銀座線三越前駅改札前(日本橋駅寄り改札口)
【解散】「三越前駅」付近
【参加費】1名 3,400円 ※税込み・小人同額
*日本銀行本館・貨幣博物館共に入館料は無料です。
【募集人数】5名 *定員になり次第締切ます
【参加費支払】クレジットカードでの事前決済(VISA・MASTER・JCB)
【諸注意】
・本企画は現地集合、現地解散となり、交通費は各自負担となります
・解散時間は若干遅れる場合がございます
・雨天決行(ただし荒天の場合中止)※中止の場合、参加費は返金されます。
・本企画にはガイド1名が同行します。
・お子様のご参加は少学生以上とさせて頂きます。
【主催】大江戸歴史散策研究会
「日本銀行本店&貨幣博物館見学会」
【日本銀行】
→元々この地は、金貨を鋳造する『金座』とその長であった後藤家の屋敷がありました。金座は、文禄4年(1595年)、徳川家康が京都の金匠後藤庄三郎光次に命じて、江戸で小判を鋳造させた時に始まります。現在の本館の設計は辰野金吾で、ベルギー国立銀行を参考に、地上3階、地下1階の石積みレンガ造で、明治29年(1896年)2月竣工しました。
貨幣運搬用として水圧式荷物用エレベーター(オーチス製)が設置されました。
【貨幣博物館】
日本銀行金融研究所内の2階フロアに、日本銀行創立100周年を記念して設置され、昭和60年(1985年)11月に開館しました。古代から現在に至るまでの「日本の貨幣史」、世界の貨幣・紙幣を紹介する「さまざまな貨幣」からなっています。発掘された貨幣や、軍票、記念硬貨などが順路毎に約3000点展示されています。また、1億円分の紙幣の重さを体験出来るコーナーもあります。
【常盤橋・常盤橋御門跡】
明治10年(1877年)に木造から架け替えられた洋式石橋である常磐橋は、2011年に発生した東日本大震災により橋の輪石が歪み、崩落の危険が生じたため、区は補修工事を行ってきました。常磐橋御門は、天正18年(1590年)家康が入府して真っ先に架橋したといわれる、江戸では最も古い橋の一つです。寛永6年(1629年)に陸奥国や出羽国の大名によって改築されました。日本橋川に架かる常磐橋御門は、大手御門から浅草橋御門、奥州道に通じる江戸六口の一つです。
【歴史ガイド】瓜生(ウリウ)
【電話】090-2566-1948
【mail】uryu1023@gmail.com