山手線の開業日は、明治18年1885年です。山手線は、品川駅~赤羽駅間(渋谷・新宿経由)が「品川線」として開業されたところから始まります。そして、現在のような環状運転になったのは、40年後の大正14年1925年です。山手線は当初は環状運転構想はなかったのでした。どのようにして環状運転になっていったのか。毎回、実際の駅舎、駅のホーム、駅から駅までを歩きながら地形や架道橋を見学しながら山手線の歴史に触れていただきます。
▼▼▼【大江戸歴史会員限定】第10回『山手線駅舎をめぐる歴史探訪』 ▼▼▼
【開催日】2月5日(土)
【時間】9:30~12:15(予定) ※集合9:30
【コース】上野駅・御徒町駅・秋葉原駅・神田駅コース
【集合】JR上野駅中央改札口 翼の像前(第9回に場所をご案内します)
【解散】JR神田駅
【参加費】1名 3,880円 ※税込み・小人同額
*御徒町駅・秋葉原駅・神田駅の入場券を含みます
【募集人数】15名 *定員になり次第締切ます
【参加費支払】クレジットカードでの事前決済(VISA・MASTER・JCB)
【諸注意】
・本企画は現地集合、現地解散となり、交通費は各自負担となります
・解散時間は若干遅れる場合がございます
・雨天決行(ただし荒天の場合中止)※中止の場合、参加費は返金されます。
・本企画にはガイド1名が同行します。
・お子様のご参加は少学生以上とさせて頂きます。
【主催】大江戸歴史散策研究会
『山手線駅舎をめぐる歴史探訪』上野駅・御徒町駅・秋葉原駅・神田駅コース
◆各駅の見所(抜粋)◆
【御徒町駅】→ 御徒町駅の開業は 1925年(大正14年)11月、山手線環状運転が開始された時です。戦後に開業した西日暮里駅を除けば、戦前の山手線の駅の中では最も遅い開業で、それまでは貨物駅だった秋葉原駅も 同時に旅客駅を開業しました。この場所には、上野駅から秋葉原まで、地上を貨物線が通っていました。
【秋葉原駅】→ クロス・ポイント秋葉原。全国的にも数少ない、線路が直交している駅です。地上駅の貨物駅としての開業は早く、1890年(明治23年)。現在の構造体の多くは、大正末から昭和初期に建設されたものです。火除け地だった場所が払い下げられて、そっくり貨物駅となりました。
そこに荷物の運搬のための船溜りを造り、神田川とは掘り割りでつながれました。船溜りは 120 m× 45 mでした。
【神田駅】→ 神田駅は今年で開業103周年となります。1919年に中央線の駅として誕生し、現在は中央線のほか山手線、京浜東北線が発着。地下鉄銀座線とも連絡し多くの乗降客が行き交っていますが、大正期に建設された高架橋は今も現役。関東大震災や戦災を乗り越え、耐震工事を経て、令和の時代も交通の要衝を支えています。
(その他の見どころ)
*徳大寺 → 徳大寺に奉置される摩利支天像の姿は、左手をかかげ、右手に剣を持ち、走るイノシシの上に立つものです。元来、厄を除き運を開く勝利の守護神であり、武士や芸道者に広く信仰を集めました。その由来から武人の誉れ高い神を祀る寺として、戦前においての徳大寺は、半ば神社並みの寺風を擁していました。この摩利支天像は、関東大震災や東京大空襲などの災厄でも、焼失を免れ、現在でも厄を祓う守護神として幅広く信仰されています。
【歴史ガイド】瓜生(ウリウ)
【電話】090-2566-1948
【mail】uryu1023@gmail.com