山手線の開業日は、明治18年1885年です。山手線は、品川駅~赤羽駅間(渋谷・新宿経由)が「品川線」として開業されたところから始まります。そして、現在のような環状運転になったのは、40年後の大正14年1925年です。山手線は当初は環状運転構想はなかったのでした。どのようにして環状運転になっていったのか。毎回、実際の駅舎、駅のホーム、駅から駅までを歩きながら地形や架道橋を見学しながら山手線の歴史に触れていただきます。
▼▼▼【大江戸歴史会員限定】第4回『山手線駅舎をめぐる歴史探訪』 ▼▼▼
【開催日】6月27日(日)
【時間】9:30~12:15(予定) ※集合9:30
【コース】五反田駅・目黒駅・恵比寿駅・渋谷駅コース
【集合】JR五反田駅 改札口前
【解散】JR渋谷駅
【参加費】1名 3,880円 ※税込み・小人同額
*目黒駅・恵比寿駅・渋谷駅の入場券を含みます
【募集人数】15名 *定員になり次第締切ます
【参加費支払】クレジットカードでの事前決済(VISA・MASTER・JCB)
【諸注意】
・本企画は現地集合、現地解散となり、交通費は各自負担となります
・解散時間は若干遅れる場合がございます
・雨天決行(ただし荒天の場合中止)※中止の場合、参加費は返金されます。
・本企画にはガイド1名が同行します。
・お子様のご参加は少学生以上とさせて頂きます。
【主催】大江戸歴史散策研究会
『山手線駅舎をめぐる歴史探訪』五反田駅・目黒駅・恵比寿駅・渋谷駅コース
◆各駅の見所(抜粋)◆
【目黒駅】→ 山手線の前身=日本鉄道品川線の駅として開設されました。目黒村の住民の猛反対(煤煙の農作物への影響と火災の危険が理由)にあい、権之助坂の上に駅を立てることになったのでした。
【恵比寿駅】→ 山手線の前身=日本鉄道品川線の駅として開設されました。恵比寿駅は、1887年(明治20年)に開設した日本麦酒醸造の恵比寿麦酒の貨物駅として1901年(明治34年)に大崎駅と同じ日に開業しました。5年後、旅客駅として開業することになりました。
【渋谷駅】→ 山手線の前身=日本鉄道品川線の開業と同時に開設されました。渋谷駅も目黒駅と同様に、当初の予定地(道玄坂上)が住民の反対にあい、変更を余儀なくされました。開業当時の渋谷駅は、現在の駅から300m南に造られました。現在の埼京線のホームあたりがちょうどその場所です。
(その他の見どころ)
*恵比寿神社 → 1893年(明治26年)日本麦酒醸造が商品名の恵比寿にちなみ、工場内に西宮神社から勧請した神社が前身です。1994年(平成6年)の恵比寿ガーデンプレイスのオープンから、一般公開されています。
*岡本太郎『明日の神話』 → 長さ30メートル、高さ5.5メートルの巨大壁画『明日の神話』。岡本太郎がメキシコシティのホテルから依頼され、1968年~69年に制作されたもの。ホテルは未完成のまま人手に渡り、壁画は行方不明となりました。2003年、メキシコシティ郊外で岡本敏子によって奇跡的に発見されます。
*忠犬ハチ公 → 忠犬ハチ公は、東京・渋谷駅まで飼い主の帰りを出迎えに行き、飼い主の死去後も約10年にわたって通い続けたという秋田犬。昭和9年1934年銅像が建てられた翌年にハチ公は亡くなりました。その銅像は、終戦の前日8月14日に、鉄道省で溶解され、機関車となって東海道本線を走ることになりました。昭和23年1948年8月15日再建されました。
【歴史ガイド】瓜生(ウリウ)
【電話】090-2566-1948
【mail】uryu1023@gmail.com