興行としての相撲が組織化されたのは、江戸時代の始め頃とされています。これは寺社が建立や移築などのための資金を集める興行として行うもので、これを「勧進相撲」といいました。やがて谷風、小野川、雷電の3大強豪力士が出現し、将軍上覧相撲も行われ、相撲の人気は急速に高まり、今日の大相撲の基礎が確立されるに至ったのです。今回は、現在の大相撲の礎を築いた江戸時代の相撲界で、名力士と称される5人の力士にスポットを当てて紹介します。
<谷風梶之助>
その名はすぐれた力士の代名詞として200年後の今日も通用しています。第4代横綱。入幕以来49場所,309戦258勝,優勝21回。同時に第5代横綱になった小野川喜三郎と江戸相撲の人気を二分しました。
<小野川喜三郎>
63連勝中の谷風を破って一躍名を挙げた力士。谷風とともに横綱になり、江戸相撲の黄金時代をつくりました。
<釈迦ヶ嶽雲右衛門>
身長226cmで大相撲の歴史の中でトップクラスの長身力士。 看板力士でありながらも相撲の実力も備えていました。
<雷電爲右エ門>
今も尚、角界で語られる伝説の最強力士。 驚異的な強さを誇ったことから、現在においても最強の称号を得ています。
<陣幕久五郎>
12代横綱。強豪力士として一世を風靡しただけではなく、横綱の代数を独自に確立し、地位化への礎を築きました。
【講座料】 1,000円(23分21秒+30分04秒+23分23秒+14分52秒=91分40秒)
【参加費支払】クレジットカードでの事前決済(VISA・MASTER・JCB)
【主管】大江戸歴史散策研究会
【講演者】瓜生和徳
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