聡明で美しい繊細なハーモニー。チェロ、ヴァイオリン、ピアノ、アコースティック・ギターの4人が織りなす台湾の弦楽アンサンブルCicada が、台湾の美しい山々の自然や風景を描く演奏会を開きます。
これまでに「Ocean」や「White Forest」など、海や海洋生物などの環境への想いを込めた作品を発表してきたCicadaが、初めて台湾の山々に足を踏み入れました。霧に包まれた森を歩き、渓流を渡り、光が輝く草原に佇む。明け方の雲海に目を見張り、岩間に珍しい植物を見つけ、急な雨に歩みを止める。そんな自然を描いたドキュメンタリーのサウンドトラックのような美しい新作を携えての再来日になります。
『BEAU PAYSAGE la montagne 2017』に「Close To Wetland」を収録したことをきっかけにresonance musicでのコンサートが実現します。2018年4月の大阪公演の教会の中に響いた彼らの静謐なアンサンブルを再び体験する時間が訪れます。
◆試聴はこちらのアーティスト紹介ページへ
http://flau.jp/event/cicada-japan-tour-2020/
Cicada <シカダ>
許罡愷 Hsu Kang-Kai(バイオリン)
楊庭禎 Yang Ting-Chen(チェロ)
謝維倫 Hsieh Wei-Lun(ギター)
江致潔 Jesy Chiang (ピアノ)
2009年の秋、作曲とピアノを担当するJesy Chiangを中心に結成され、現在は4人組で活動する台湾の室内楽アンサンブル。人々が、セミを形ではなく音によってその存在を知ることから、 この名前が付けられた。2015年に「Ocean」でFLAUよりワールドワイド・デビュー。翌年にはグループの初期作をまとめたコンピレーション「Farewell」をリリースし、初来日ツアーも成功を収めた。2018年、台湾の愛する海と地上の生命に捧げたというアルバム「White Forest」と2回目となる来日ツアーを挟み、2019年、結成10周年を記念した新作アルバム「Hiking in the Mist」をリリースする。
http://flau.jp/releases/white-forest/
音響:sonihouse